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畢
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しま
ふりがな文庫
“
畢
(
しま
)” の例文
「こんなことでお
前
(
まへ
)
世間
(
せけん
)
が
騷
(
さわ
)
がしくて
仕
(
し
)
やうがないのでね、
私
(
わたし
)
の
處
(
ところ
)
でも
本當
(
ほんたう
)
に
困
(
こま
)
つて
畢
(
しま
)
ふんだよ」
内儀
(
かみ
)
さんは
巡査
(
じゆんさ
)
を
一寸
(
ちよつと
)
見
(
み
)
てさうして
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
却説
(
さて
)
兎と熟兎は物の食べようを異にす、たとえば
蕪菁
(
かぶ
)
を
喫
(
くら
)
うるに兎や鼠は皮を
剥
(
は
)
いで地に残し身のみ食うる、熟兎は皮も身も食べて
畢
(
しま
)
う。
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
それが
如何
(
どう
)
したものか
何時
(
いつ
)
の
間
(
ま
)
にやら
酷
(
ひど
)
く
自分
(
じぶん
)
からお
品
(
しな
)
の
側
(
そば
)
へ
行
(
ゆ
)
きたく
成
(
な
)
つて
畢
(
しま
)
つて、
他人
(
たにん
)
から
却
(
かへつ
)
て
揶揄
(
からか
)
はれるやうに
成
(
た
)
つたのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
主人
(
しゆじん
)
の
挨拶
(
あいさつ
)
は
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
明日
(
あす
)
のことにするからといつた
丈
(
だけ
)
だといふ
返辭
(
へんじ
)
である。
勘次
(
かんじ
)
はげつそりとして
家
(
うち
)
へ
歸
(
かへ
)
ると
蒲團
(
ふとん
)
を
被
(
かぶ
)
つて
畢
(
しま
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
然しそれでも十分監督がないと赤蠅は依然舐めて
畢
(
しま
)
はうとするのであります。瓜の蔓に處々へ開いて行く葉の間から小さな花がぽつ/\と見える頃になれば、瓜畑はもうだん/\心配がありません。
白瓜と青瓜
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“畢”の解説
畢(ひつ)は、西周・春秋時代の小諸侯国。国君は姫姓畢氏。
(出典:Wikipedia)
畢
漢検準1級
部首:⽥
11画
“畢”を含む語句
畢竟
畢生
畢世
畢寛
言畢
迦畢試
畢鉢羅
畢了
給畢
聞畢
畢竟落寞
畢竟誇大妄想病者
白絹帳中皓體畢呈
看畢
送給畢
能事畢
見畢
視畢
送給候畢
了畢
...