“面前”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
めんぜん50.0%
まのあたり31.3%
まえ12.5%
まのあた6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“面前”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > 戯曲25.0%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語1.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
せん諸君しよくん面前めんぜんあらはれるのは最早もはとほことではあるまいとおもふ。
老宰相は使つかいをやって夫人の父と兄を呼んでその面前めんぜんで夫人を鞠問きくもんした。夫人は罪悪を包みかくさず自白した。
悪僧 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
彼は自分と御米の生命ライフを、毎年平凡な波瀾はらんのうちに送る以上に、面前まのあたり大した希望も持っていなかった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかも場所は、面前まのあたり彼処かしこに望む、神田明神の春のの境内であった。
売色鴨南蛮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
甚吾の手がむずと面前まえの茶碗を掴んだ。一同ちょっと膝を立てた。十郎兵衛は笑いを引っこめた。
寛永相合傘 (新字新仮名) / 林不忘(著)
けれど、面前まえにいるこの女?
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
併し余はお浦の怪美人を殺すと云う言葉が全く真剣と云う事は此の後面前まのあたり事実を見るまで信じ無かった、信じはせぬが併し余とお浦との間は是ぎりで絶えて仕舞った、余は勿論お浦は厭
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
此の天罰が何の様に彼の身に降り下ったとお思いなさる、私の目には面前まのあたり見る様に分ります、先年彼が養母お紺を殺したのは丁度此の塔の時計が夜の十二時を打った時でした、私が時計の音に目を覚まし、寝返りをして居ると此の室から養母の叫び声が聞こえたのです、それで私が馳せ上って来たのです
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)