“面前:まのあたり” の例文
“面前:まのあたり”を含む作品の著者(上位)作品数
泉鏡花2
黒岩涙香1
夏目漱石1
宇田川文海1
“面前:まのあたり”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
彼は自分と御米の生命ライフを、毎年平凡な波瀾はらんのうちに送る以上に、面前まのあたり大した希望も持っていなかった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかも場所は、面前まのあたり彼処かしこに望む、神田明神の春のの境内であった。
売色鴨南蛮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
自分と露地口まで連立って、一息さきへ駆戻ったお千世をとらえて、面前まのあたり喚くのは、風説うわさに聞いたと違いない、茶の缶をたたく叔母であろう。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
紫式部むらさきしきぶ兼好法師けんこうほうしも三舎を避る和語の上手をして文を草せしめ、之を贈りて人の非を諫めしむると、訥弁鈍舌の田夫野老をして面前まのあたりことばを呈して人の非を諫めしむると、其の人の感情を動すいずれか深き
松の操美人の生埋:01 序 (新字新仮名) / 宇田川文海(著)
聞いて居た権田時介は全く感奮した様で身を投げ捨てる様に立ち上った、悪人が翻然として善人に立ち返るは此の様な時で有ろう、して彼は悪人でなく、聊か感情の強いのみで殊に義侠の気さえ有る男ゆえ、面前まのあたりに見る有様の為全く其の義侠の心が絶頂に達したのであろう
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)