やしな)” の例文
書紀にも「いくさやしなひ衆をつどへて、つひともに謀を定めたまふ」と壬申の乱における内助の功をたたえ、また大海人皇子登位して天武天皇となられて後、崩御さるるまで
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
宅旁の寺の一尼抱き帰り自らこれをやしなう、一日尼出で、その母付き自ら抱く、角出で鱗ち、母大いに驚きこれを地に墜す、尼心大いに動く、いそぎ還りこれを見て曰く、わが児を驚かし