きく)” の例文
装中にその詩あり、って併せて象山をも捕えて獄に下し、予と生とまた江戸に送られて獄に下る。三人並びに吏に対してきくせらる。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
曰ク第一局ハ訟ヲ聴キ獄ヲきくシ捕亡ヲ督スルコトヲつかさどル。曰ク第二局ハ戸口ヲ正シ租税ヲ督シ出納ヲ算シ物産ヲ殖シ廨舎橋梁堤防ヲ修ルコトヲ掌ル。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)