トップ
>
鄙唄
ふりがな文庫
“鄙唄”の読み方と例文
読み方
割合
ひなうた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひなうた
(逆引き)
その歌は、何だか知らないが、うら若い娘の声で、人の無いのを見て、ひとり興に乗ってうたう、この辺ありきたりの
鄙唄
(
ひなうた
)
であるらしい。
大菩薩峠:31 勿来の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
いま、
河鹿
(
かじか
)
の
流
(
なが
)
れに、たてがみを
振向
(
ふりむ
)
けながら、
柴
(
しば
)
積
(
つ
)
んだ
馬
(
うま
)
が
馬士
(
うまかた
)
とともに、ぼつと
霞
(
かす
)
んで
消
(
き
)
えたと
思
(
おも
)
ふと、
其
(
そ
)
のうしろから
一
(
ひと
)
つ
提灯
(
ちやうちん
)
。……
鄙唄
(
ひなうた
)
を、いゝ
聲
(
こゑ
)
で——
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
聞くと山伏は、ほッとした顔いろで、おやすいことと、手拍子打って、月を仰ぎながら
鄙唄
(
ひなうた
)
一つ
謡
(
うた
)
った。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鄙唄(ひなうた)の例文をもっと
(7作品)
見る
鄙
漢検1級
部首:⾢
14画
唄
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
“鄙”で始まる語句
鄙
鄙歌
鄙吝
鄙劣
鄙陋
鄙見
鄙事
鄙夫
鄙俗
鄙人
“鄙唄”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
中里介山
泉鏡太郎
吉川英治
中原中也
山本周五郎
泉鏡花