“鄙夫”の読み方と例文
読み方割合
ひふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一、人、古今に通ぜず、聖賢を師とせざれば、則ち鄙夫ひふのみ。書を読み友をたっとぶは君子の事なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
えてこのなき者の若きは、鄙夫ひふ小人と爲す、碌碌ろく/\としてかぞふるに足らざるもののみ。
孟軻マウカ氏曰く、伯夷ハクイの風を聞く者は、頑夫もれんに、懦夫だふも志をたつる有り、又曰く柳下恵リウカケイの風を聞く者は、鄙夫ひふも寛に、薄夫もあつしと、吾人は其生涯の行為、磊々落々らい/\らく/\、天の如く、神の如く