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懦夫
ふりがな文庫
“懦夫”の読み方と例文
読み方
割合
だふ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だふ
(逆引き)
どっちへ答えてもなじるようにしてだんだん問答を進めますので、その問い方と答え方の活発なる事は真にいわゆる
懦夫
(
だふ
)
を
起
(
たた
)
しむるの概があるです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
攘夷
(
じょうい
)
家の
口吻
(
こうふん
)
を免れずといえども、その
直截
(
ちょくせつ
)
痛快なる、
懦夫
(
だふ
)
をして起たしむるにあらずや。
述懐
(
じゅっかい
)
の詩にいわく
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
たいして才能もないこの身に対して、
劉皇叔
(
りゅうこうしゅく
)
には、三
顧
(
こ
)
の礼をつくし、かつ、過分な
至嘱
(
ししょく
)
をもって、自分を聘せられた。性来の
懦夫
(
だふ
)
も起たざるを得ぬではないか。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
懦夫(だふ)の例文をもっと
(17作品)
見る
“懦夫”の意味
《名詞》
意気地がない男性。臆病な男性。
(出典:Wiktionary)
懦
漢検1級
部首:⼼
17画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“懦”で始まる語句
懦弱
懦
懦民
懦質
懦弱者
懦弱安穏
“懦夫”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
エマ・ゴールドマン
山路愛山
パウル・トーマス・マン
小山清
吉川英治
佐々木邦
福沢諭吉
中里介山
幸田露伴