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ひなうた
ふりがな文庫
“ひなうた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鄙歌
50.0%
鄙唄
38.9%
俚歌
5.6%
俚謠
5.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鄙歌
(逆引き)
調子を合わす三味線の音がすると、清らかな女の声でうたうのが手に取るように聞こえる。調子はずれの
鄙歌
(
ひなうた
)
が一度に起こって
皿
(
さら
)
をたたく音もする。
竜舌蘭
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
ひなうた(鄙歌)の例文をもっと
(9作品)
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鄙唄
(逆引き)
いま、
河鹿
(
かじか
)
の
流
(
なが
)
れに、たてがみを
振向
(
ふりむ
)
けながら、
柴
(
しば
)
積
(
つ
)
んだ
馬
(
うま
)
が
馬士
(
うまかた
)
とともに、ぼつと
霞
(
かす
)
んで
消
(
き
)
えたと
思
(
おも
)
ふと、
其
(
そ
)
のうしろから
一
(
ひと
)
つ
提灯
(
ちやうちん
)
。……
鄙唄
(
ひなうた
)
を、いゝ
聲
(
こゑ
)
で——
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ひなうた(鄙唄)の例文をもっと
(7作品)
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俚歌
(逆引き)
牀といふは卓の一端の地上に敷ける
藁蓆
(
わらむしろ
)
なり。その男は何やらん一座のものに言置き、「ヂツセンチイ、オオ、ミア、ベツチイナ」(
降
(
お
)
り來よ、やよ、我戀人)と
俚歌
(
ひなうた
)
口ずさみて出行きぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
ひなうた(俚歌)の例文をもっと
(1作品)
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俚謠
(逆引き)
帆は風に
饜
(
あ
)
きて、舟は忽ち外海に
※
(
はし
)
り出で、我は
艙板
(
ふないた
)
の上に坐して、藍碧なる波の起伏を眺め居たるに、傍に一少年の
蹲
(
うづくま
)
れるありて、ヱネチアの
俚謠
(
ひなうた
)
を歌ふ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
ひなうた(俚謠)の例文をもっと
(1作品)
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