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藁蓆
ふりがな文庫
“藁蓆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わらむしろ
75.0%
むしろ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わらむしろ
(逆引き)
野戦病院となった料理場の
蒲団
(
ふとん
)
や
藁蓆
(
わらむしろ
)
の上には、五人の重傷者がいたが、そのうちふたりは市民兵だった。市民兵は第一に手当を受けたのである。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
牀といふは卓の一端の地上に敷ける
藁蓆
(
わらむしろ
)
なり。その男は何やらん一座のものに言置き、「ヂツセンチイ、オオ、ミア、ベツチイナ」(
降
(
お
)
り來よ、やよ、我戀人)と
俚歌
(
ひなうた
)
口ずさみて出行きぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
藁蓆(わらむしろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
むしろ
(逆引き)
白く
降埋
(
ふりうず
)
んだ往来には、人や馬の通る
痕
(
あと
)
が
一条
(
ひとすじ
)
赤く
染
(
つ
)
いている——その
泥交
(
どろまじ
)
りの雪道を、おつぎさんの凍った身体は
藁蓆
(
むしろ
)
の上に載せられて、巡査
小吏
(
やくにん
)
なぞに取囲まれて、静に担がれて行きました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
藁蓆(むしろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
藁
漢検準1級
部首:⾋
17画
蓆
漢検1級
部首:⾋
13画
“藁”で始まる語句
藁
藁草履
藁葺
藁屋
藁屑
藁屋根
藁沓
藁束
藁苞
藁人形
“藁蓆”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
島崎藤村
吉川英治