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藁蓆
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わらむしろ
ふりがな文庫
“
藁蓆
(
わらむしろ
)” の例文
野戦病院となった料理場の
蒲団
(
ふとん
)
や
藁蓆
(
わらむしろ
)
の上には、五人の重傷者がいたが、そのうちふたりは市民兵だった。市民兵は第一に手当を受けたのである。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
牀といふは卓の一端の地上に敷ける
藁蓆
(
わらむしろ
)
なり。その男は何やらん一座のものに言置き、「ヂツセンチイ、オオ、ミア、ベツチイナ」(
降
(
お
)
り來よ、やよ、我戀人)と
俚歌
(
ひなうた
)
口ずさみて出行きぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
小屋の内を眺めると、何か大きな動物のあばら骨でも見るように雑な丸太組のホッ建て小屋で、無数の
藁蓆
(
わらむしろ
)
と、へんぽんたる
古幟
(
ふるのぼり
)
とあまたのビラと、毒々しい幕と
緞帳
(
どんちょう
)
とで粉飾されています。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
藁
漢検準1級
部首:⾋
17画
蓆
漢検1級
部首:⾋
13画
“藁”で始まる語句
藁
藁草履
藁葺
藁屋
藁屑
藁屋根
藁沓
藁束
藁苞
藁人形