“りか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
梨花43.5%
理科21.7%
俚歌17.4%
李下8.7%
理料4.3%
籬下4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悄然しょうぜんとしてしおれる雨中うちゅう梨花りかには、ただ憐れな感じがする。冷やかにえんなる月下げっか海棠かいどうには、ただ愛らしい気持ちがする。椿の沈んでいるのは全く違う。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そのほかなんでも理科りか學問がくもん應用おうようした爲事しごとかんする品物しなものを、それ/″\その發達はつたつ順序じゆんじよおうじてならべてあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
といふがありしと覺ゆ「鴨ぞ鳴くなる川よどにして」の古歌に心は同じにして只俗なるのみ俗なるゆゑ人に通ず俚歌りかは輕んずべきものにあらずと昨夜ゆふべに懲りて此夜は眞面目なり
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
瓜田かでんくつれず、李下りかかんむりを正さず位の事はわきまえておりましょう
きょうぼく学校がっこう理料りか時間じかんにならったんだよ。こうちゃんもえびはよくっているだろう。けれど、そうくと不思議ふしぎおもわない? ぼく、えびをおもしろいとおもったんだ。
真昼のお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
おのれはしかじかの事を、しかじかに、しかじかに感じたり、その観方みかたも感じ方も、前人ぜんじん籬下りかに立ちて、古来の伝説に支配せられたるにあらず、しかももっとも正しくして
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)