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俚歌
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りか
ふりがな文庫
“
俚歌
(
りか
)” の例文
お光は
言
(
ものい
)
わぬさきに先ず歌ったと云っても宜い位だ。何を歌うのか。よく此島で歌う
俚歌
(
りか
)
ではない。
漁師の娘
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
といふがありしと覺ゆ「鴨ぞ鳴くなる川よどにして」の古歌に心は同じにして只俗なるのみ俗なるゆゑ人に通ず
俚歌
(
りか
)
は輕んずべきものにあらずと
昨夜
(
ゆふべ
)
に懲りて此夜は眞面目なり
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
しばしば見かえりて何か
詞
(
ことば
)
をかけんとして思いかえして行く老人あり、振りかえりながら「死して再び花は咲かず」と
俚歌
(
りか
)
を低声に唄うて
暗
(
あん
)
に死をとどむる如く
誡
(
いまし
)
め行く職人もあり。
良夜
(新字新仮名)
/
饗庭篁村
(著)
浜の
方
(
はう
)
を望めば、
砂洲
(
さしう
)
茫々
(
ばう/″\
)
として白し。
何処
(
どこ
)
やらに
俚歌
(
りか
)
を
唱
(
うた
)
ふ声あり。
花月の夜
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
“俚歌”の意味
《名詞》
世間で流行している歌。俚謡。
(出典:Wiktionary)
俚
漢検1級
部首:⼈
9画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
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