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俚俗
ふりがな文庫
“俚俗”の読み方と例文
読み方
割合
りぞく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りぞく
(逆引き)
武蔵と巌流の試合が
喧伝
(
けんでん
)
されてから後のもので、その以前は、
船島
(
ふなしま
)
とよばれていたし、その船島という名も、附近の
俚俗
(
りぞく
)
の呼び慣わしで
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
恋は悲しい、
遂
(
つい
)
に添われぬ身の
果
(
はて
)
を嘆いて、お富もまた離ればなれに
上
(
かみ
)
の手の岩から身を躍らしたと
俚俗
(
りぞく
)
にいう。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
「
俚俗
(
りぞく
)
かくれ
里
(
さと
)
と
云
(
い
)
ひ、鼠多し。近年
可賀島
(
かがしま
)
に移るといふ。この島にて猫の声を禁ず」とあるが、それは前後二つの島の両方ともに
謂
(
い
)
っていたことと思われる。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
俚俗(りぞく)の例文をもっと
(9作品)
見る
“俚俗”の意味
《名詞》
田舎びていること。また、そのようなさまや風習。
(出典:Wiktionary)
俚
漢検1級
部首:⼈
9画
俗
常用漢字
中学
部首:⼈
9画
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