“りぞく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
俚俗81.8%
里俗18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俚俗りぞくかくれさとひ、鼠多し。近年可賀島かがしまに移るといふ。この島にて猫の声を禁ず」とあるが、それは前後二つの島の両方ともにっていたことと思われる。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
今でははずれになったのであるがそれでも銀行、郵便局、湯屋、寄席よせ、活動写真館、玉の井稲荷いなりの如きは、いずれも以前のまま大正道路に残っていて、俚俗りぞく広小路
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
さしわたし三間ばかりにめぐらしたる高さ六七尺のまろき壇を雪にて作り、これに二処ふたところの上りだんを作る、これも雪にてする、里俗りぞくよんしろといふ。
さしわたし三間ばかりにめぐらしたる高さ六七尺のまろき壇を雪にて作り、これに二処ふたところの上りだんを作る、これも雪にてする、里俗りぞくよんしろといふ。
初君が古跡こせき寺泊てらどまりり、里俗りぞく初君屋敷やしきといふ。貞享ぢやうきやう元年釈門万元しやくもんまんげんしるすといふ初君が哥のいしぶみありしが、断破かけやぶれしを享和年間きやうわねんかん里入りじん重修ちようしうして今にそんせり。
初君が古跡こせき寺泊てらどまりり、里俗りぞく初君屋敷やしきといふ。貞享ぢやうきやう元年釈門万元しやくもんまんげんしるすといふ初君が哥のいしぶみありしが、断破かけやぶれしを享和年間きやうわねんかん里入りじん重修ちようしうして今にそんせり。