理科りか)” の例文
きみたちのいうことは、よくわかった。一ぽうは、理科りか知識ちしきるためだというのだし、一ぽうはかわいそうだからたすけるというのだ。
眼鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのほかなんでも理科りか學問がくもん應用おうようした爲事しごとかんする品物しなものを、それ/″\その發達はつたつ順序じゆんじよおうじてならべてあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
「このすずめ、ぼくたちにおくれよ。先生せんせいにあげるのだから、ぼくたち、理科りか時間じかんに、解剖かいぼうをしてもらうんだよ。」と、小西こにしが、こたえました。
眼鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ミュンヘンには、また自然科學しぜんかがく、(理科りか)にかんする方面ほうめん博物館はくぶつかんで、世界中せかいじゆう一番いちばんよくとゝのふたものが近頃ちかごろてられました。ドイツ博物館はくぶつかんといふのがそれです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
自分じぶん来年らいねんになれば、やはり理科りかおなじところをならうのだろう、そうしたら、かぶとむしよりもえびがおもしろくなり
真昼のお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
こゝには動植鑛物どうしよくこうぶつはじめ、理科りかかんする標本ひようほん完備かんびしてゐます。そして子供こども素人しろうとのためにいろ/\興味きようみくようにならべてありますので、としわか學校がつこう生徒せいとなども大勢おほぜい見物けんぶつかけます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
学校がっこう理科りかで、ならっているんだな。」と、そのおとこけたくろかおに、しろせてわらっていました。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ぼくは、こんど理科りか時間じかんに、学校がっこうっていって先生せんせいせるのだ。」と、よっちゃんが、いいました。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
吉村先生よしむらせんせいにあげて、理科りか時間じかんに、解剖かいぼうしていただこうとおもったのです。」と、こたえました。
眼鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かあさんや、いもうとが、かわいいかおをしているかいこを、気味きみわるがっているのが、不思議ふしぎでたまらなかったのであります。そこへ、ちょうど理科りか長田先生おさだせんせいとおりかかられました。
芽は伸びる (新字新仮名) / 小川未明(著)
せい一は、こないだ先生せんせいがみんなにかいこをってみるようにおすすめなさったのをおぼえています。自分じぶんだけわぬとこたえるのは、なんだか理科りかたいして、不熱心ふねっしんおもわれはせぬかとかんがえたので
芽は伸びる (新字新仮名) / 小川未明(著)