“不熱心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふねっしん60.0%
ふねつしん40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いま、ていったあのむすめだろう。あんな素人しろうとをごまかせないということがあるもんか。みんな、おまえが、商売しょうばい不熱心ふねっしんだからだ。」
トム吉と宝石 (新字新仮名) / 小川未明(著)
『このにはみなひと病気びょうきになります、入用いりようなものがありません、なんとなれば、これみな親切しんせつ神様かみさま不熱心ふねっしんでありますから。』診察しんさつとき院長いんちょうはもううより手術しゅじゅつをすることはめていた。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
此頃このごろ室中しつちゆうきたつて、うも妄想まうざうおこつて不可いけないなどうつたへるものがあるが」ときふ入室者にふしつしや不熱心ふねつしんいましめしたので、宗助そうすけおぼえずぎくりとした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
にはみなひと病氣びやうきになります、入用いりようなものがありません、なんとなれば、これみな親切しんせつ神樣かみさま不熱心ふねつしんでありますから。』診察しんさつとき院長ゐんちやうはもううより手術しゆじゆつことめてゐた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)