“不心中”の読み方と例文
読み方割合
ふしんぢう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
考へ事をして歩いてゐたれば不意のやうにあはててしまいました、よく今夜は来て下さりましたと言へば、あれほど約束をして待てくれぬは不心中ふしんぢうとせめられるに、何なりとおつしやれ
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
から/\とをとこわらふにすこはづかしく、かんがごとをしてあるいてたれば不意ふゐのやうにあはてゝ仕舞しまいました、よく今夜こんやくださりましたとへば、あれほど約束やくそくをしてまつてくれぬは不心中ふしんぢうとせめられるに
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)