不熱心ふねっしん)” の例文
「いま、ていったあのむすめだろう。あんな素人しろうとをごまかせないということがあるもんか。みんな、おまえが、商売しょうばい不熱心ふねっしんだからだ。」
トム吉と宝石 (新字新仮名) / 小川未明(著)
『このにはみなひと病気びょうきになります、入用いりようなものがありません、なんとなれば、これみな親切しんせつ神様かみさま不熱心ふねっしんでありますから。』診察しんさつとき院長いんちょうはもううより手術しゅじゅつをすることはめていた。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
せい一は、こないだ先生せんせいがみんなにかいこをってみるようにおすすめなさったのをおぼえています。自分じぶんだけわぬとこたえるのは、なんだか理科りかたいして、不熱心ふねっしんおもわれはせぬかとかんがえたので
芽は伸びる (新字新仮名) / 小川未明(著)