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不手際
ふりがな文庫
“不手際”の読み方と例文
読み方
割合
ふてぎわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふてぎわ
(逆引き)
三十枚四十枚と訳しおわると直ぐ読返しもしないで金に換えたものであるが、それでも二葉亭の飜訳としてはかなり
不手際
(
ふてぎわ
)
であっても
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
皮付きの松丸太を極めて
不手際
(
ふてぎわ
)
に組み立て屋根の上には
強北風
(
トラモンタアヌ
)
よけのごろた石を載せたという堂々たる『極楽荘』に行き当った。
ノンシャラン道中記:05 タラノ音頭 ――コルシカ島の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「おいいつけの如く、諸事、取り運んだつもりでございますが、何分、急な御秘命、
不手際
(
ふてぎわ
)
のところは、お
宥
(
ゆる
)
しを仰ぎまする」
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
不手際(ふてぎわ)の例文をもっと
(10作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“不手”で始まる語句
不手廻
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手際
不得手
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御手際
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土手際
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不勝手
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内田魯庵
蒲原有明
吉川英治
谷崎潤一郎
柳田国男
久生十蘭
夏目漱石
泉鏡花