“噂(ウハサ)” の例文
さうして、女たちの刈りとつた蓮積み車が、廬に戻つて来ると、何よりも先に、田居への降り道に見た、当麻の邑(ムラ)の騒ぎの噂(ウハサ)である。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
近江(アフミ)の都は離れ、飛鳥の都の再(フタタビ)栄えたその頃、あやまちもあやまち。日のみ子に弓引くたくみ、恐しや、企てをなされると言ふ噂(ウハサ)が、立ちました。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)