“おおさわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大騒91.2%
大沢5.3%
大澤1.8%
大躁1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうしたことは格別かくべつめずらしいことでもなんでもないのですが、場合ばあい場合ばあいとて、それがんでもない大騒おおさわぎになってしまいました。——
できれば、今度は大沢おおさわ君をさそって来る。三人でゆっくり話しあってみよう。朝倉先生に話すのはそのあとにしたらどうだい。……まだ話してはいないんだろう。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
政「ぬるいからおあがり、お夜食は未だゞろうね、大澤おおさわさんから戴いたぶりが味噌漬にしてあるから、それで一膳おたべよ」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
この猴甚だ牡蠣かきを好み、引き潮に磯におもむき、牡蠣が炎天にさらされて殻を開いた口へ小石を打ち込み肉を取り食う。たまたま小石がすべれて猴手をかいはさまれ大躁おおさわぎのところを黒人に捕え食わる。