“大騒動”のいろいろな読み方と例文
旧字:大騷動
読み方割合
おおそうどう55.6%
おおさわぎ22.2%
だいそうどう11.1%
センセイション11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「せんせせんせ、それよりもまだ大騒動おおそうどうなんよ。米屋の竹一んは、ぬすっとにはいられたのに、なあ竹一。米一ぴょう、とられたんなあ」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
何でも何か大騒動おおさわぎが起って、珍らしい事や危ない事や不思議な事が、引っ切りなしに始まらなくては駄目だ
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
長州征伐は幕府創立そうりつ以来の大騒動だいそうどうにして、前後数年のひさしきにわたり目的もくてきを達するを得ず、徳川三百年の積威せきいはこれがために失墜しっついし、大名中にもこれより幕命ばくめいを聞かざるものあるに至りし始末しまつなれば
こうして、事件の表面に最初の一石を投じて、あの全米の恐怖を明るみへ持出して大騒動センセイション端緒いとぐちを作ったのは、この、バッファロの漫画家ケネス・オハラの失踪だったのである。
斧を持った夫人の像 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)