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巻狩
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まきがり
ふりがな文庫
“
巻狩
(
まきがり
)” の例文
旧字:
卷狩
おまへも
世
(
よ
)
が
世
(
よ
)
ならば、
将軍様
(
せうぐんさま
)
の
御手
(
おて
)
にとまつて、
昔
(
むかし
)
は、
富士
(
ふじ
)
の
巻狩
(
まきがり
)
なぞしたものだが、
今
(
いま
)
ぢや
梟
(
ふくろう
)
と
一所
(
いつしよ
)
にこんなところへか※んでるのは
辛
(
つら
)
いだろうの。
コドモノスケッチ帖:動物園にて
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
武家屋敷の召使や附近の百姓らは総出で、狂犬のあとを追うべく、山や、林や、畑から、
巻狩
(
まきがり
)
のような陣立てをととのえたのは、それから長い後のことではありませんでした。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「ええ、太平洋の
巻狩
(
まきがり
)
ね。」
昭和遊撃隊
(新字新仮名)
/
平田晋策
(著)
“巻狩”の解説
巻狩(まきがり)とは中世に遊興や神事祭礼や軍事訓練のために行われた狩競(かりくら)の一種である。鹿や猪などが生息する狩場を多人数で四方から取り囲み、囲いを縮めながら獲物を追いつめて射止める大規模な狩猟である。「巻狩り」とも表記する。
(出典:Wikipedia)
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
狩
常用漢字
中学
部首:⽝
9画
“巻”で始まる語句
巻
巻煙草
巻莨
巻烟草
巻雲
巻紙
巻莨入
巻藁
巻舌
巻物