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狩
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かり
ふりがな文庫
“
狩
(
かり
)” の例文
ある国の王さまが、大きな森のなかで、
狩
(
かり
)
をしたことがありました。王さまは、一ぴきけものをみつけて、むちゅうで追って行きました。
六羽の白鳥
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
魯の
哀公
(
あいこう
)
が西の
方
(
かた
)
大野
(
たいや
)
に
狩
(
かり
)
して
麒麟
(
きりん
)
を
獲
(
え
)
た頃、子路は一時衛から魯に帰っていた。その時
小邾
(
しょうちゅ
)
の大夫・
射
(
えき
)
という者が国に
叛
(
そむ
)
き魯に来奔した。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
王子は、
狩
(
かり
)
をしているうち、森の中で道にまよって、一
軒
(
けん
)
の炭焼小屋にとまって、チーズや黒パンをたべさせてもらったことなどを話しました。
眠る森のお姫さま
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
「
夫
(
そ
)
れ——
達人
(
たつじん
)
は——」声はいさゝか
震
(
ふる
)
えて響きはじめた。余は
瞑目
(
めいもく
)
して耳をすます。「
大隅山
(
おおすみやま
)
の
狩
(
かり
)
くらにィ——
真如
(
しんにょ
)
の
月
(
つき
)
の——」弾手は
蕭々
(
しょうしょう
)
と歌いすゝむ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
雲
(
くも
)
暗
(
くら
)
し、
雲
(
くも
)
暗
(
くら
)
し、
曠野
(
あらの
)
を
徜徉
(
さまよ
)
ふ
狩
(
かり
)
の
公子
(
こうし
)
が、
獸
(
けもの
)
を
照
(
てら
)
す
炬火
(
たいまつ
)
は、
末枯
(
うらがれ
)
の
尾花
(
をばな
)
に
落葉
(
おちば
)
の
紅
(
べに
)
の
燃
(
も
)
ゆるにこそ。
五月より
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
またある
時
(
とき
)
野原
(
のはら
)
へ
狩
(
かり
)
に出かけますと、
向
(
む
)
こうからきつねが一
匹
(
ぴき
)
出て
来
(
き
)
ました。
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
これから僕は僕だけで
狩
(
かり
)
をする、僕の殺して来た獣の肉はえこひいきなしに皆に分けてもらいたい、村の弱い人たちに、弱いからというので、ひどい分け方をするようなことをしてもらいたくない
負けない少年
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
「どうだい。まるで
狩
(
かり
)
をしているようだろう?」
昭和遊撃隊
(新字新仮名)
/
平田晋策
(著)
それは、まい日、まい日、野あそびに出る、
狩
(
かり
)
に行く、
釣
(
つり
)
をする、ダンスの会だの、
夜会
(
やかい
)
だの、お茶の会だのと、目のまわるようなせわしさでした。
青ひげ
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
さて、ある日、王さまが、れいの
狩
(
かり
)
に出かけてるすなのをさいわい、お妃はこの肌着をもって森に出かけました。おだまきが道しるべしてくれました。
六羽の白鳥
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
唐
(
たう
)
の
玄宗
(
げんそう
)
、
南
(
みなみ
)
の
方
(
かた
)
に
狩
(
かり
)
す。
百官
(
ひやくくわん
)
司職
(
ししよく
)
皆
(
みな
)
これに
從
(
したが
)
ふ
中
(
なか
)
に、
王積薪
(
わうせきしん
)
と
云
(
い
)
ふもの
當時
(
たうじ
)
碁
(
ご
)
の
名手
(
めいしゆ
)
なり。
同
(
おな
)
じく
扈從
(
こじう
)
して
行
(
ゆ
)
いて
蜀道
(
しよくだう
)
に
至
(
いた
)
り、
深谿
(
しんけい
)
幽谷
(
いうこく
)
の
間
(
あひだ
)
にして
一軒家
(
いつけんや
)
に
宿
(
やど
)
借
(
か
)
る。
其
(
そ
)
の
家
(
いへ
)
、
姑
(
しうと
)
と
婦
(
よめ
)
と
二人
(
ふたり
)
のみ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
この王子は、眠っている王女の一
族
(
ぞく
)
が、とうに死にたえて、そのあとに代って来たべつの王家の王子で、その日はちょうど、そのへんに
狩
(
かり
)
に出かけて来たかえり道なのです。
眠る森のお姫さま
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
こんなふうで、かなりながいことすぎましたが、そのうち、この国の王さまが、森で
狩
(
かり
)
をするということがはじまって、りょうしたちが、ひいさまののっている木のちかくにやって来ました。
六羽の白鳥
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
“狩(
狩猟
)”の解説
狩猟(しゅりょう、en: hunting)とは、野生動物を捕獲する行為のことである。
捕獲後の目的(殺傷して利用、保護、タグ付けリリース)とは関係なく、捕獲行為を言う。
(出典:Wikipedia)
狩
常用漢字
中学
部首:⽝
9画
“狩”を含む語句
狩猟
茸狩
狩人
猪狩
狩野
汐干狩
御狩
狩獵
鷹狩
紅葉狩
狩野家
巻狩
蛍狩
兎狩
鳥狩
螢狩
狩集
小鷹狩
山狩
石狩川
...