“謦咳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいがい75.0%
しわぶき12.5%
しはぶき6.3%
せきばらひ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
知っている人は知っている、知らない人は知らない、これぞ十八文の名声天下にとどろく(?)道庵先生の謦咳けいがいの破裂であることは間違いがありません。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
メエルハイムは謦咳しわぶきして語りいでぬ。
文づかい (新字新仮名) / 森鴎外(著)
察するにイワンの心では、ドイツ人に余り低いあたひを要求して貰ひたくはなかつたゞらう。兎に角己が問を発した跡で、鱷の腹の中から、豚のうなるやうな、一種特別な謦咳しはぶきが聞えた。
(と謦咳せきばらひ一つして讀み上ぐるやう。)「フレデリツク、シイズ、パアル、ラ、グラアス、ド、ヂヨオ、ロア、ド、ダンマルク、デ、ワンダル、デ、ゴオト。」さてはそこは「ワンダル」なるか。