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拮抗
ふりがな文庫
“拮抗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きっこう
92.6%
きつかう
3.7%
きつこう
3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きっこう
(逆引き)
幾世紀をも通り越す人々、死よりもさらに強い人々は、ただ不幸のうちにおいてのみ知らるる。不幸に
拮抗
(
きっこう
)
し得る者はきわめて少ない。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
拮抗(きっこう)の例文をもっと
(25作品)
見る
きつかう
(逆引き)
日露戰爭
(
にちろせんさう
)
のすぐ
以前
(
いぜん
)
とは
言
(
い
)
ひながら、
一圓
(
いちゑん
)
づゝに
算
(
かぞ
)
へても、
紙幣
(
さつ
)
の
人數
(
にんず
)
五十枚
(
ごじふまい
)
で、
金
(
きん
)
の
鯱
(
しやちほこ
)
に
拮抗
(
きつかう
)
する、
勇氣
(
ゆうき
)
のほどはすさまじい。
時
(
とき
)
は
二月
(
きさらぎ
)
なりけるが、
剩
(
あまつ
)
さへ
出陣
(
しゆつぢん
)
に
際
(
さい
)
して、
陣羽織
(
ぢんばおり
)
も、よろひもない。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
拮抗(きつかう)の例文をもっと
(1作品)
見る
きつこう
(逆引き)
岩代の
燧岳
(
ひうちたけ
)
、越後の
駒
(
こま
)
が
岳
(
たけ
)
、八海山等皆
巍然
(
ぎぜん
)
として天に
朝
(
てう
)
し、利根水源たる大刀根岳は之と相
拮抗
(
きつこう
)
して其高きを
争
(
あらさ
)
ふ、越後岩代の地方に於ては
决
(
けつ
)
して
雪
(
ゆき
)
を見ざるに
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
拮抗(きつこう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“拮抗”の意味
《名詞》
拮 抗(きっこう(百姓読みであるが慣用として認められる)、けっこう; 別表記:頡頏)
勢力がほぼ等しいもの同士が、互いに対抗して張り合っていること。
(出典:Wiktionary)
拮
漢検1級
部首:⼿
9画
抗
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“拮”で始まる語句
拮据
拮々
拮屈
拮蟠
拮据勉励
“拮抗”のふりがなが多い著者
火野葦平
ヴィクトル・ユゴー
ロマン・ロラン
内田魯庵
柳田国男
柳宗悦
福沢諭吉
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
佐々木味津三