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きっこう
ふりがな文庫
“きっこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
拮抗
58.1%
亀甲
30.2%
頡頏
4.7%
吉光
2.3%
吉香
2.3%
橘香
2.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拮抗
(逆引き)
これに美濃、伊勢の信孝、一益の国力を加え、ようやく、ほぼ敵と
拮抗
(
きっこう
)
し得る六万二千人の兵力を持ちうることになるのだった。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きっこう(拮抗)の例文をもっと
(25作品)
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亀甲
(逆引き)
曼荼羅には
亀甲
(
きっこう
)
形が縫いつけられているが、そのひとつ
毎
(
ごと
)
に、この文章(原文は四字ずつの漢文)をあらわしたのだという。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
きっこう(亀甲)の例文をもっと
(13作品)
見る
頡頏
(逆引き)
結局双方の智力たがいに相
頡頏
(
きっこう
)
するに非ざれば、その交際の権利もまた頡頏すべからざるなり。交際の
難
(
かた
)
きものというべし。
而
(
しこう
)
してその難きとは、何事に比すれば難く、何物に比すれば易きや。
学者安心論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
きっこう(頡頏)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
吉光
(逆引き)
「おお、入らせられませ」若後家の
吉光
(
きっこう
)
の
前
(
まえ
)
は、
帳
(
とばり
)
の蔭に、
添寝
(
そいね
)
して寝かしつけていた
朝麿
(
あさまろ
)
のそばからそっと起きてきて、敷物をすすめた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
母の
吉光
(
きっこう
)
の前と源三位頼政とは、おなじ族の出であるし、そのほか、この河原には、幾多の同血が、
屍
(
しかばね
)
となっているのである。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きっこう(吉光)の例文をもっと
(1作品)
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吉香
(逆引き)
また今日は毛利家の親族となっておらるる
吉川
(
きっかわ
)
家は、元駿州の
庵原
(
いはら
)
郡の住人で、
梶原景時
(
かじわらかげとき
)
が鎌倉を逃げて西に走る時に、狐ヶ崎でこれを攻め殺した
吉香
(
きっこう
)
の小次郎はその祖先である
名字の話
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
きっこう(吉香)の例文をもっと
(1作品)
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橘香
(逆引き)
吉川は
橘香
(
きっこう
)
という地方名が起りで、何でも富士の裾野にそんな所があったという。
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きっこう(橘香)の例文をもっと
(1作品)
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