“頡頏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けっこう70.0%
きっこう20.0%
けつかう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次に嵐雪らんせつにも相応の弟子があって、その弟子も善く作るので、暗に其角と頡頏けっこうしている。その外にはいうべきほどの人はない。
俳句上の京と江戸 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
英山は文化初年鳥居清長歿し続いて喜多川歌麿世を去りしのち初めは豊国と並び後には北斎と頡頏きっこうして一時いちじ浮世絵界の牛耳ぎゅうじれり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
其時には我々も一政黨を團結して他の政黨と頡頏けつかうせんものをと思ひ、其黨與を求るに、今日偶〻同時に官途に在るの縁故を以て、官吏の仲間に一政黨の體を成して、兼て又民間に同志を募り
帝室論 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)