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拮抗
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きつかう
ふりがな文庫
“
拮抗
(
きつかう
)” の例文
日露戰爭
(
にちろせんさう
)
のすぐ
以前
(
いぜん
)
とは
言
(
い
)
ひながら、
一圓
(
いちゑん
)
づゝに
算
(
かぞ
)
へても、
紙幣
(
さつ
)
の
人數
(
にんず
)
五十枚
(
ごじふまい
)
で、
金
(
きん
)
の
鯱
(
しやちほこ
)
に
拮抗
(
きつかう
)
する、
勇氣
(
ゆうき
)
のほどはすさまじい。
時
(
とき
)
は
二月
(
きさらぎ
)
なりけるが、
剩
(
あまつ
)
さへ
出陣
(
しゆつぢん
)
に
際
(
さい
)
して、
陣羽織
(
ぢんばおり
)
も、よろひもない。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“拮抗”の意味
《名詞》
拮 抗(きっこう(百姓読みであるが慣用として認められる)、けっこう; 別表記:頡頏)
勢力がほぼ等しいもの同士が、互いに対抗して張り合っていること。
(出典:Wiktionary)
拮
漢検1級
部首:⼿
9画
抗
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“拮”で始まる語句
拮据
拮々
拮屈
拮蟠
拮据勉励