“甲斐守”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいのかみ80.0%
かひのかみ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊豆守利秀といって、先殿甲斐守かいのかみ利光の三男に生れたが、二人の兄が若くして死んだため、すでに分封していたのを、戻って家督を継いだのであった。
竹柏記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
甲斐守かいのかみ様がお越しになりました。——黒田甲斐守様が、ほんのお身軽で」
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十七年に孝高は隠居して如水軒圓清と號し、黒田家は甲斐守かひのかみ長政の世となつた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)