“ちょうずだらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手水盥77.8%
洗手盥11.1%
洗水盥11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文「おっかさまお早う、い天気になりました、お町やお母さまのお床を上げて手水盥ちょうずだらいへ水を汲むのだよ」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ソコで洗手盥ちょうずだらい金盥かなだらいも一切食物しょくもつ調理の道具になって、暑中など何処どこからか素麺そうめんを貰うと、その素麺を奥の台所で湯煮ゆでて貰うて、その素麺を冷すには、毎朝、顔を洗う洗手盥をもって来て
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
れをかって来て洗水盥ちょうずだらいあらって、机のこわれたのか何かをまないたにして、小柄こづかもっこしらえるとうような事は毎度やって居たが、私は兼て手のきがいてるから何時いつでも魚洗さかなあらいの役目に廻って居た。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)