“釜戸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かまど93.8%
ドア6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
過ぎて新街道大釜戸おほかまどといふより御嶽みたけへ出づ元は大井より大久手おほくて細久手ほそくてを經て御嶽みたけいでしなれど高からねど山阪多きゆゑ釜戸かまどかた
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
下女に代って風呂場の掃除をしたり、釜戸かまどの火をいたり、下男といっしょに薪を作ったりすることは、母でさえながいこと知らずにいた。
日本婦道記:墨丸 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
狂気きちがいのように為吉はボイラから降りて音のした釜戸ドアの前に立った。外部からは把手ハンドル一つで訳なく開けることが出来た。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)