“釜無川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かまなしがわ71.4%
かまなしかわ14.3%
かまなしがは14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊部熊蔵いのべくまぞうにひかれて、甲府こうふ城下じょうかを西へ西へとすすみ、龍王街道りゅうおうかいどうから釜無川かまなしがわけわたり、やがて、山地さんちにさしかかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これにはんして釜無川かまなしかわの岸にちかい信州境しんしゅうざかいの農家は、枌板そぎいたをもって葺くものだから、東の郡内やそのつづきにくらべると、屋根がずっとひらたくなっているのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
月あかし谷ぞこふかくこもり鳴る釜無川かまなしがはのおとのさびしさ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)