“釜前”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かままえ33.3%
かままへ16.7%
ダウン・ビロウ16.7%
ダンピロ16.7%
フレイタア16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で私の遊び合手(あいて)は、私(あたし)をも釜前(かままえ)につれていった。冬などは、藁(わら)の上にすわって、遠火(とおび)に暖められていると非常に御機嫌になって、芋屋の子になってしまいたかった。
旧聞日本橋:02 町の構成 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
湯屋の裏口からヌツと入つた平次、その時はもう薄暗くなつて、腰高障子に釜前(かままへ)の火がほのかに射して居りました。
実際、室内は、万国寝台会社の心づくしのために、まるで赤道下の貨物船の釜前(ダウン・ビロウ)のように暑かったのだ。が、この、彼女に外套を脱がれることは、私達の一番恐れているところだった。
踊る地平線:10 長靴の春 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
音は釜(ボイラ)の中からするようでもあったし、釜前(ダンピロ)の通風器(ヴェンチレエタア)から洩れるようにも聞えた。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
そしておまけに此処は法の手の届かない貨物船の釜前(フレイタア)じゃないか——そうだ、今が絶好の機会だ——が、一体何の機会だと言うんだ——いや、どうせ森為吉が貰った筈の命なんだ
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)