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川口
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かわぐち
ふりがな文庫
“
川口
(
かわぐち
)” の例文
川口
(
かわぐち
)
と云う処に幸い
無住
(
むじゅう
)
の薬師堂が有ると云うので、これへ惠梅比丘尼を入れて、又市が寺男になって居てお経を教えて居る。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
初代や、お前は私達夫婦が若かった時分、大阪の
川口
(
かわぐち
)
という
船着場
(
ふなつきば
)
で、拾って来て、たんせいをして育て上げた子なのだよ。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
矢島
優善
(
やすよし
)
は本所緑町の家を引き払って、武蔵国
北足立郡
(
きたあだちごおり
)
川口
(
かわぐち
)
に移り住んだ。
知人
(
しるひと
)
があって、この土地で医業を営むのが有望だと勧めたからである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
……
川口
(
かわぐち
)
に船を揃えて出迎えた人数の中には、穴水の大庄屋、林水。黒島の正右衛門。……病気が治って、その弟の正之助。その他、俳友知縁が
挙
(
こぞ
)
ったのです。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
東京近くの県で比較的様々な郷土品を
有
(
も
)
つのは埼玉県であります。秩父の仕事は既に織物の個所で語りました。東京の北を流れる荒川の向岸に
川口
(
かわぐち
)
の町があります。
鋳物
(
いもの
)
の技が盛であります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
▼ もっと見る
隔
レ
水唯開川口店
水
(
みず
)
を
隔
(
へだ
)
てて
唯
(
た
)
だ
開
(
ひら
)
く
川口
(
かわぐち
)
の
店
(
みせ
)
向嶋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
町を流るゝ
大川
(
おおかわ
)
の、
下
(
しも
)
の
小橋
(
こばし
)
を、もつと
此処
(
ここ
)
は下流に成る。やがて
潟
(
かた
)
へ落ちる
川口
(
かわぐち
)
で、
此
(
こ
)
の田つゞきの
小流
(
こながれ
)
との
間
(
あいだ
)
には、
一寸
(
ちょっと
)
高く
築
(
きず
)
いた
塘堤
(
どて
)
があるが、
初夜
(
しょや
)
過ぎて町は遠し、村も
静
(
しずま
)
つた。
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
隅田川の
川口
(
かわぐち
)
にちかい、小さな森にかこまれた、ふしぎな洋館でした。
宇宙怪人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
古い家じゃが
名代
(
なだい
)
で。
前
(
せん
)
には大きな女郎屋じゃったのが、旅籠屋になったがな、部屋々々も昔風そのままな
家
(
うち
)
じゃに、奥座敷の
欄干
(
てすり
)
の外が、海と一所の、
大
(
いか
)
い
揖斐
(
いび
)
の
川口
(
かわぐち
)
じゃ。白帆の船も通りますわ。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“川口”の意味
《名詞》
川 口 (かわぐち)
川の流れが海や湖に達する所
日本の地名
日本人の 名字
(出典:Wiktionary)
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“川口”で始まる語句
川口町
川口界隈
川口軌外
川口亜太郎