“斎河”の読み方と例文
読み方割合
ユカハ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地上の斎河ユカハに、天上の幻を浮べることが出来るのだから、天漢に当る天の安河・天の河も、地上のものと混同して、さしつかへは感じなかつたのである。
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
地上の斎河ユカハに、天上の幻を浮べることができるのだから、天漢に当る天の安河・天の河も、地上のものと混同して、さしつかえは感じなかったのである。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
湯河板挙ユカハダナの精霊の人格化らしい人名に、天湯河板挙があつて、鵠を逐ひながら、御禊ぎの水門ミナトを多く発見したと言うてゐる。地上の斎河ユカハを神聖視して、天上の所在と考へる事も出来たからである。
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)