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輾
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ころ
ふりがな文庫
“
輾
(
ころ
)” の例文
『さうだらう、僕もさう思つてゐた。新聞記者といふ者はそれだから厭だよ。
輾
(
ころ
)
んでも只は起きない工夫ばかりしてる。』
我等の一団と彼
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
まあ君
那
(
あれ
)
を見給へ。そら、復浪が來た。馬が
輾
(
ころ
)
ぶぞ。そうら、……處が輾ばないんだ。矢張平氣で以て進んで來る。僕は今急に函館が好になつたよ。
漂泊
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
まあ君
那
(
あれ
)
を見給へ。そら、復浪が来た。馬が
輾
(
ころ
)
ぶぞ。そうら、……処が輾ばないんだ。矢張平気で以て進んで来る。僕は今急に函館が好になつたよ。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『
怎
(
どう
)
だ、ソロソロ歸るとしよう。』と云ツて、楠野君は傍らに投げ出してあツた風呂敷を引張り寄せた。風呂敷の中から、大きい夏蜜柑が一つ
輾
(
ころ
)
げ出す。『アまだ一つ殘つて居ツた。』
漂泊
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『
怎
(
どう
)
だ、ソロソロ帰るとしよう。』と云ツて、楠野君は傍らに投げ出してあツた風呂敷を引張り寄せた。風呂敷の中から、大きな夏蜜柑が一つ
輾
(
ころ
)
げ出す。『アまだ一つ残ツて居たツた。』
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
輾
漢検1級
部首:⾞
17画
“輾”を含む語句
輾転
転輾
輾轉
輾転反側
呻吟転輾
壇輾
懊悩転輾
日夜転輾
転輾反側
転輾反則
輪輾
輾々
輾々反側
輾然
輾麦