“ころが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
82.1%
9.0%
4.5%
3.0%
1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と番頭の頭をつ、番頭もおこり出し、無茶苦茶に胸倉を取って表へ二人を突出し、ポンと掛金かきがねをかけてしまう。叔母は地べたへころが
小使こづかひのニキタはあひかはらず、雜具がらくたつかうへころがつてゐたのであるが、院長ゐんちやうはひつてたのに吃驚びつくりして跳起はねおきた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
と云うから見るとさむらいだから慌てゝけようと思うと、除けるはずみにヒョロ/\ところがります途端に、下駄の歯で雪と泥を蹴上はねあげますと、前の剣術遣いのえりの中へ雪の塊が飛込みましたから
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それぢや死ぬのはつまらんですよ! 三千や四千の金なら、随分そこらにころがつてゐやうと私は思ふ。就いては何とか御心配して上げたいと考へるのですが、先づとにかく貴下方の身の上を
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「いそいであの水門に往つて、水で身體を洗つてその水門のがまの花粉を取つて、敷き散らしてその上にころが𢌞まわつたなら、お前の身はもとのはだのようにきつと治るだろう」