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顛
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ころが
ふりがな文庫
“
顛
(
ころが
)” の例文
されど此等の石は或は再び坑中に沒し、或は灰の丘に沿ひて
顛
(
ころが
)
り下り、復た我等の頭上に落つることなし。われは心裡に神を念じて、
屏息
(
へいそく
)
してこれを見たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
と云うから見ると
士
(
さむらい
)
だから慌てゝ
除
(
よ
)
けようと思うと、除ける
機
(
はずみ
)
にヒョロ/\と
顛
(
ころが
)
ります途端に、下駄の歯で雪と泥を
蹴上
(
はねあ
)
げますと、前の剣術遣いの
襟
(
えり
)
の中へ雪の塊が飛込みましたから
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
一道の火柱
直上
(
ちよくじやう
)
して天を
衝
(
つ
)
き、
迸
(
ほとばし
)
り
出
(
い
)
でたる熱石は「ルビン」を
嵌
(
は
)
めたる如き観をなせり。されど此等の石は或は再び
坑中
(
かうちゆう
)
に没し、或は灰の丘に沿ひて
顛
(
ころが
)
り下り、
復
(
ま
)
た我等の頭上に落つることなし。
ヴエスヴイオ山
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
顛
漢検準1級
部首:⾴
19画
“顛”を含む語句
顛倒
顛覆
七顛八倒
顛末
酒顛童子
顛落
主客顛倒
冠履顛倒
鉢顛闍梨
引顛返
動顛
顛動
山顛
顛沛
造次顛沛
顛顛道人
顛狂
顛木
顛当
顛堕
...