“うたゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
轉〻40.0%
40.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頬燃え胸跳るばかりなる怖ろしき誘惑に想ひ到れば、懺悔の念轉〻うたゝ深く、志を遂げ功を成さんと欲する大いなる企圖を顧み思へば、祈祷の心愈〻切なり。されど我靈は我肉と鬪へり。
李太白の廬山ろざんの瀑布を望む詩の句にも、仰ぎ觀れば勢うたゝ雄なり、さかんなるかな造化の功、といつてゐるが、瀑布の畫を描けば大抵李太白は點景人物になつてゐるほど瀑布好たきずきの詩人で、自分からも
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
黄表紙も可なり、道行も可なり、其形式を保存するはほ忍ぶ可し、想膸を学び、理想を習ふに至つては、余輩明治文学を思ふ者をして、うたゝ、慨歎にへざらしむ。