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轉〻
ふりがな文庫
“轉〻”の読み方と例文
読み方
割合
うたゝ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うたゝ
(逆引き)
まことや帝城を離れて二百里、郷里を去りて
無人生
(
むにんしやう
)
、同じ土ながら、さながら世を隔てたる高野山、眞言祕密の靈跡に感應の心も
轉〻
(
うたゝ
)
澄みぬべし。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
頬燃え胸跳るばかりなる怖ろしき誘惑に想ひ到れば、懺悔の念
轉〻
(
うたゝ
)
深く、志を遂げ功を成さんと欲する大いなる企圖を顧み思へば、祈祷の心愈〻切なり。されど我靈は我肉と鬪へり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
花の
本
(
もと
)
の半日の
客
(
かく
)
、月の前の一夜の友も、名殘は惜しまるゝ習ひなるに、一向所感の身なれば、先の世の法縁も淺からず思はれ、
流石
(
さすが
)
の瀧口、
限
(
かぎ
)
りなき感慨
胸
(
むね
)
に
溢
(
あふ
)
れて、
轉〻
(
うたゝ
)
今昔
(
こんじやく
)
の
情
(
じやう
)
に堪へず。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
轉〻(うたゝ)の例文をもっと
(2作品)
見る
轉
部首:⾞
18画
〻
“轉”で始まる語句
轉
轉倒
轉覆
轉婆
轉變
轉住
轉換
轉地
轉落
轉寢
“轉〻”のふりがなが多い著者
高山樗牛
ハンス・クリスチャン・アンデルセン