“今昔”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こんじゃく73.1%
こんじやく15.4%
こんせき7.7%
いまむかし3.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“今昔”を含む作品のジャンル比率
哲学 > キリスト教 > キリスト教14.3%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 民間信仰・迷信[俗信]4.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
昨今は到るところで満洲の話が出るので、わたしも在満当時のむかしが思い出されて、いわゆる今昔こんじゃくの感が無いでもない。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
一度などは御二人で、私を御側近く御呼びよせなさりながら、今昔こんじゃくの移り変りを話せと申す御意もございました。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
この界隈かいわいはどこを見ても、——僕はもう今昔こんじやくの変化を云々うんぬんするのにも退屈した。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
が、曾ては聖愛などを——その時から、肉的に見てたが——歌つたことがある渠は、今更らのやうに今昔こんじやくの感無しにはゐられなくなつた。
すずしい雨の音を聞きながら、今昔こんせきのことを考える。
並木 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
所が人事のまわり合せは不思議なもので、その松崎と云う男が九州から出て来て緒方の塾に這入はいり、私はその時ズット上級で、下級生の会頭かいとうをして居るその会読かいどくに、松崎も出席することになって、三、四年のあいだ今昔こんせきの師弟アベコベ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
当時国々の形儀かたぎとあつて、その夜も高名かうみやうな琵琶法師が、大燭台の火の下に節面白うげんを調じて、今昔いまむかしの合戦のありさまを、手にとる如く物語つた。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)