“こんじゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
今昔100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若い元気な助手を十数人も使って活溌かっぱつな研究生活を続けておられた姿を思ってみると、誠に今昔こんじゃくの感にたえないものがある。
昨今は到るところで満洲の話が出るので、わたしも在満当時のむかしが思い出されて、いわゆる今昔こんじゃくの感が無いでもない。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
古きは『今昔こんじゃく物語』、『宇治拾遺うじしゅうい』などより、天明ぶりの黄表紙きびょうし類など、種々思ひ出して、立案の助けとなせしが。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)