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轉落
ふりがな文庫
“轉落”の読み方と例文
新字:
転落
読み方
割合
てんらく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんらく
(逆引き)
一秒間
(
いちびようかん
)
に
二三回
(
にさんかい
)
も
繰返
(
くりかへ
)
されるほどの
急激
(
きゆうげき
)
なものであつたならば、
木造家屋
(
もくぞうかおく
)
や
土藏
(
どぞう
)
の
土壁
(
つちかべ
)
を
落
(
おと
)
し、
器物
(
きぶつ
)
を
棚
(
たな
)
の
上
(
うへ
)
から
轉落
(
てんらく
)
せしめる
位
(
くらゐ
)
のことはあり
得
(
う
)
べきである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
世間智でもつて
硬化
(
かうくわ
)
し切つてゐる者の心を、不意に
轉落
(
てんらく
)
させるだけの效果がある! ……
地方主義篇:(散文詩)
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
眼の前に立たせ給ふは
萬有還金
(
ばんいうくわんきん
)
の尊い地藏尊と——思つたのは、黒木長者の幻覺で、臺石の上に立つて居る筈の人肌地藏は、薄じめりの大地に
轉落
(
てんらく
)
して、其邊は踏み荒した人間の足跡だらけ。
銭形平次捕物控:009 人肌地藏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
轉落(てんらく)の例文をもっと
(3作品)
見る
轉
部首:⾞
18画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“轉”で始まる語句
轉
轉倒
轉覆
轉婆
轉變
轉〻
轉住
轉寢
轉地
轉換
“轉落”のふりがなが多い著者
今村明恒
福士幸次郎
野村胡堂