“硬化”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうか80.0%
かうくわ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう云われた堀尾一等卒は、全身の筋肉が硬化こうかしたように、直立不動の姿勢になった。幅の広い肩、大きな手、頬骨ほおぼねの高いあから顔。
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
支配階級や政治の機構やイデオロギーがそれに適応できず、硬化こうか停滞ていたいおちいるとき、そこに政治的変革が必然となるというべきであろう。
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)
世間智でもつて硬化かうくわし切つてゐる者の心を、不意に轉落てんらくさせるだけの效果がある! ……
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)