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硬苦
ふりがな文庫
“硬苦”の読み方と例文
読み方
割合
かたくる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたくる
(逆引き)
「ところが、このとおり」真斎は平然としながらも、妙に
硬苦
(
かたくる
)
しい態度で答えた。「
隠扉
(
かくしど
)
もなければ、
揚蓋
(
あげぶた
)
も秘密階段もありません。ですから、確実に、
再び開く事なし
(
ナット・ロング・ディヴィジブル
)
——なのです」
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
お千代婆さんは少し
強
(
きつ
)
いような調子で言った。婆さんは早く
良人
(
おっと
)
に
訣
(
わか
)
れてから、長いあいだ子供の世話をして、独りで暮して来た。浅井などに対すると、妙に
硬苦
(
かたくる
)
しい調子になるようなことがあった。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
硬苦(かたくる)の例文をもっと
(2作品)
見る
硬
常用漢字
中学
部首:⽯
12画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
“硬”で始まる語句
硬
硬張
硬直
硬化
硬骨
硬玉
硬過
硬炭
硬口蓋
硬相
“硬苦”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
徳田秋声