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揚蓋
ふりがな文庫
“揚蓋”の読み方と例文
読み方
割合
あげぶた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あげぶた
(逆引き)
「何もない——隠し
扉
(
ドア
)
も秘密階段も
揚蓋
(
あげぶた
)
もないんだ。たったこの一冊だけが収穫だったのだよ。ああ、こんなものが、十二宮秘密記法の解答だなんて」
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しかし入口の近くの
床
(
ゆか
)
の一隅にある開いた
揚蓋
(
あげぶた
)
からは、長い一つづきの
酒蔵
(
さかぐら
)
が見下すことができて、その底には、おりおり
罎
(
びん
)
の破裂する音から考えると
ペスト王:寓意を含める物語
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
鉄心庵——そこを
覗
(
のぞ
)
いて見ると、何と、おどろいたことには庵中に人気は絶えてなく、
窖
(
あなぐら
)
の
揚蓋
(
あげぶた
)
も、あけッぱなしになっていて、さては、しまった、島抜け法印
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
揚蓋(あげぶた)の例文をもっと
(3作品)
見る
揚
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“揚”で始まる語句
揚
揚句
揚屋
揚子江
揚足
揚羽
揚々
揚物
揚場
揚幕
“揚蓋”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
エドガー・アラン・ポー
小栗虫太郎