“酒蔵”のいろいろな読み方と例文
旧字:酒藏
読み方割合
さかぐら66.7%
おくら16.7%
さけぐら16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人は本陣の裏木戸から、隣家の伏見屋の酒蔵さかぐらについて、暗いほど茂った苦竹まだけ淡竹はちくやぶの横へ出た。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
庄屋しょうや狛家こまけへはこびこみ、野武士のぶし残党ざんとうどもに、酒蔵さかぐらをやぶらせて
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
籠み合ふ酒蔵さかぐら
おびただしい血しおを見、血のにおいに吹かれて、彼らは酒蔵さかぐらへ入ったように血に酔っていた。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お暇出されりや酒蔵おくらとおわかれ
おさんだいしよさま (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
「いつぞや、お酒蔵さけぐらの掃除の時、蔵の底からたいそう古い、苔桃こけももの銘酒を見つけたと侍衆さむらいしゅうが珍重がっておりました。なんでしたら、その苔桃こけももの古酒を少々持ってまいりましょうか」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)