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硬化
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こうか
ふりがな文庫
“
硬化
(
こうか
)” の例文
こう云われた堀尾一等卒は、全身の筋肉が
硬化
(
こうか
)
したように、直立不動の姿勢になった。幅の広い肩、大きな手、
頬骨
(
ほおぼね
)
の高い
赭
(
あか
)
ら顔。
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
支配階級や政治の機構やイデオロギーがそれに適応できず、
硬化
(
こうか
)
と
停滞
(
ていたい
)
に
陥
(
おちい
)
るとき、そこに政治的変革が必然となるというべきであろう。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
藩論はまた
硬化
(
こうか
)
した。けれど家康は、平静であった。清洲でもそうだったように、かれは激すことを知らない人間みたいに見えた。すべてを自分の罪に帰して
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ことに、私ももう七十歳をこしてしまったことだし、生命に別条がないとしても、
脳味噌
(
のうみそ
)
の
硬化
(
こうか
)
はさすがに争えないものがあるのだから、めったな
約束
(
やくそく
)
はしない方がいいだろうと思うのである。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
“硬化”の意味
《名詞》
硬化(こうか)
硬くなること。
強硬な意見・態度になること。
相場が上がり気味になること。
(出典:Wiktionary)
“硬化”の解説
硬化(こうか)とは、柔らかい物質がなんらかの化学的作用によって硬くなっていくこと。
樹脂やコンクリートが硬くなることを「キュアリング」という。光硬化樹脂は光を当てることによって硬化する。
(出典:Wikipedia)
硬
常用漢字
中学
部首:⽯
12画
化
常用漢字
小3
部首:⼔
4画
“硬”で始まる語句
硬
硬張
硬直
硬骨
硬玉
硬過
硬炭
硬口蓋
硬相
硬苦